刃文と鍛え肌とは

漫画やドラマなどで人気な日本刀ですが、その模様には様々なものがあります。それには実は種類があり、刃文と鍛え肌の二種類に分けられます。

では、それぞれどのようなものなのでしょうか。
刀を作るときに、焼き入れという作業をしなければいけません。焼き入れというものは、熱した刀を、水につけることで冷たくして、鋼をより硬くし、刀の強度を上げる、という作業です。

この硬くした部分を、整えるために研ぐのですが、研ぐと、白い模様ができます。これを刃文と呼び、刀一本一本、違う刃文ができます。まっすぐな形の直刃や、曲がっている形の乱刃があります。

鍛え肌とは、この焼き入れをしていない部分にできる模様です。これもまた、刀一本一本異なります。縦模様の柾目肌や、木の板のような板目肌、それから杢目肌などがあります。
このような見た目の美しさからも、日本刀は人気なのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です