日本刀一問一答

問い・・・日本刀と銃弾、どちらが強い・・・

 答え・・・テレビ番組で行った実験。刃先をこちらかわに向けて立てた日本刀に向かって発砲した。すると刃先に当たった銃弾は真っ二つに。銃弾は、鉛や銅などの軟らかい金属を主成分としており日本刀の強さは当然であろう。

 問い・・・貧しい武氏は、どんな刀を持っていた。

 答え・・・江戸時代下級武士でも代々受け継がれてきた名刀を持つものはいた。新しいものを買うとなると、古物商で安価な質流れの刀を買ったり、それさえ買えない貧しい武士は、刀を売り払い、代りに竹を削り刀のように見せかけた「竹光」を持っていた。

 問い・・・左利きの武士は右腰に日本刀を差していたのか

 答え・・・武士の作法を考えると、左腰に差すのが常識でいくら左利きでも右腰に差すとは考えにくい。左利きであっても、子供のころから矯正されていたと思われる。

 問い・・・白いポンポンを刃に当てているのはなにをしている。

 答え・・・ポンポンとしながら、古い油をとっている。あのポンポンの中には、「打ち物」と呼ばれる砥石の粉が入っている。その粉を刀身に軽く付け、紙で拭く事で、刀身に塗ってある古い油が取り除かれ、さらに、刀身を美しく仕上げる働きもある。

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